両端にファセットを持つ両剣水晶は、水晶が完全に成長しきった個体で、根本が母岩から離れてセルフヒールドされ、ファセットが形成されるケースや、ポイントの中央から両極に向かって成長したものもあります。後者はポイントの中央に集中したインクルージョンが成長のための栄養分となっており、水晶の成長が双方向に進んだものと思われます。日本式双晶と成り立ちが似ているかもしれません。
意識体への変化
両剣水晶は、水晶として完成されているというだけでなく、シード(種)状のクリスタルは、ネットワーク上のサーバーのような役目を果たします。
シード状の両剣水晶は、集合意識のネットワークの結び目として、地点として、レシーバーやトランスミッター(発信者)の役目を果たし、集合意識のネットワークの影響を受けやすくなり、また与えやすくなります。
水晶として両極を持つ完全体となることで、電池のようなエネルギー体となり、触媒のような意識体へ変化するイメージです。スマホを持っているようなものかもしれませんね。
スターブラリー・クォーツの両剣水晶となると、星レベルで集合意識のネットワークへ影響を与え、多くの同胞たちを覚醒させる役目となるでしょう。
両剣水晶は、両極にファセットを持つ完全体なので、水晶という物質体を超えて、一つの意識体として、エネルギーがよりメタフィジカルな、シンボリックな働きをしようとします。メッセージ性も強くなり、産地とのコネクションやグリフの影響力もより強くなるでしょう。まるで電池のように両極間でエネルギーが増幅される感じです。
核となるクリスタル
水晶は、内面や意識下へのアクセスを可能にする媒体の役目を果たしますが、両剣水晶は集合的無意識やネットワークへのアクセスなど、個を超えたより大きなフィールドへのアクセスを可能にします。ミクロやマクロなど次元の行き来を旅する船やロケットのようなもので、また、その水晶のグループの核にもなっています。
ヒマラヤ水晶の両剣水晶なら、ヒマラヤ水晶のネットワークの中心や核にいるようなもので、その産地や属する集団や集合体の特性や意味、性質などが凝縮されています。両剣水晶はその産地の水晶の上位概念のようなもので、両極が完璧に対になって成長したということは、産地やその時代のエネルギーを完全に吸収し終わったものと考えられるからです。
ネットワークと思想
両剣水晶はとても重要なクリスタルなので、両剣水晶との出会いは、その産地の水晶が自分に何かしらのメッセージを送っており、働きかけているということです。新しい学びやネットワークへの参加の合図でもあります。
四川水晶のように、両剣水晶がたくさん発掘される産地もあります。地形を見ればわかりますが、ヒマラヤ山脈の東端で、インド亜大陸の衝突で山脈の端っこがぐるりと回り込み回転しているため、水晶もそのような環境下で両極を持ったのかもしれません。この地域はオーパーツのような幾何学的な立体の水晶が産出される特異な産地でもあり、フローライト結晶のようなキューブ状の成長をします。宇宙的な幾何学体系は、星の影響を強く感じずにはいられません。水晶の「思想」のようなものさえ垣間見えるのは、両剣水晶がコンセプチュアルな存在で、概念的な水晶であるからかもしれません。