シリウス・ソウル・クォーツ

シリウス・ソウル・クォーツ

シリウス・ソウル・クォーツという名前は、内モンゴル産のクォーツで調べていたら海外のサイトに一件だけヒットしたもの。ヘマタイトとカルサイトが付着したキャンドル・セプターで、なぜか「シリウス」という名前が付いてました。

誰が名付けたのかわかりませんが、私の直感と一致したので、カルサイトの影響があり、ヘマタイト(鉄分)のインクルージョンを持ち、独自の進化を遂げた水晶を「シリウス・ソウル・クォーツ」と呼ぶことにしました。

ユーラシアにあったと言われるシリウスの叡智。そのヒントとなる東端の内モンゴルとロシアのダルネゴルスク、西端のブルガリアやルーマニアの東欧まで、カルサイト影響下でヘマタイトが入って奇抜な変化を遂げた水晶が見られます。これらの地域はユーラシア大陸の「古期造山帯」に属します。
 

アフリカのシリウス

シリウスのサインは、アフリカにもあります。シリウス・アメジストが生まれるケニア。東側の南北を走る大地溝帯エリアの水晶です。南アには、内モンゴル産の水晶とよく似たβクォーツ状のスピリット・クォーツ(カクタス・クォーツ)があり、シリウスの特徴である植物的なフォルムです。

ケニア、タンザニアなどの大地溝帯から、ザンビア、コンゴなど南部アフリカ・クラトン(巨大地塊)は、ゴンドワナ大陸時代の造山活動で、大陸の裂け目や超大陸時代の地塊が残る、初期地球の残骸でもある場所。地殻の断裂と熱水の流入などの地質イベントが繰り返し水晶に干渉する一方、古いクラトンの安定した地盤で、長期にわたって水晶の成長が促され、温存されました。

こうして考えると、ユーラシア大陸やアフリカ大陸など、シリウス・ソウル・クォーツがもたらすイメージは大陸レベルのスケール。もしかしたらそれは、超大陸時代のような、地球の成り立ちに関わるようなヒントをくれるのかもしれません。
 

古代エジプトとマリのドゴン族

夜空で最も明るく輝く恒星シリウスは、古代エジプトではナイルの氾濫や新しい季節の訪れを告げる神聖な星とされ、生命の再生や循環、豊穣の象徴として崇められてきました。シリウス星を司る女神ソプデトは、豊穣を司る女神であり、起源は女神イシスとされています。

シリウス・ソウル・クォーツの結晶が増殖し、放射状・螺旋状に広がる有機的なフォルムも、月の光で成長する植物のコロニーのようです。シリウスは月と関連があるように思います。

西アフリカのマリ共和国のドゴン族には、シリウス神話・シリウスミステリーと言われる伝承があり、シリウスは女性、太陽は男性とされています。

シリウスには、生命の循環や増殖、再生、発光、放射など、命の光が広がり、増殖し循環して行く繋がりやサークルのイメージが見られます。シリウス・ソウル・クォーツは、地球に生命の起源をもたらしたシリウスのスピリットが、初期地球の形成過程においてクリスタルの中に潜んでおり、水晶という形で残っているのではないでしょうか。
   

水晶の成分

カルサイトやヘマタイトを含む鉱床の熱水によって成長した水晶には、βクォーツ的な平行連晶、溶食と再成長、多結晶化などの成長が見られ、植物の茎や蕾のような独特の構造を持つ水晶になります。

古代の巨大地塊が、長い時間をかけてゆっくりと裂け、再活動し、再び熱を帯びる。
その繰り返しの中で、結晶は世代を重ね、植物のように増殖し、星雲のような姿へと変化していきます。

カルサイトは貝殻などの海の生き物の死骸が石灰となったもの。ヘマタイトは鉄分で、地球は鉄で出来ており、「鉄の惑星」と呼ばれています。シリウス・ソウル・クォーツがカルサイトとヘマタイトのインクルージョンを定義しているのは、地球の海と陸の歴史を持つ最もわかりやすい成分だからでもあるのです。

シリウス・ソウル・クォーツは、「地球の深層記憶」を宿した、生命的な水晶のコレクションだと言えるでしょう。
 

内モンゴルのβクォーツ平行連晶水晶 

内モンゴルやダルネゴルスクのシリウス・ソウル・クォーツは、βクォーツがさらに再成長を繰り返した水晶です。

複数の先端を持つ平行連晶=カテドラルでもあり、覆うようにファセットが再成長したエレスチャルであり、ロウソクのように柱面を覆うキャンドル・クォーツでもあり...これら再成長の現象には、βクォーツの再結晶がベースにあります。

βクォーツはレコードキーパーのような三角形のファセットや、イシス面の連続として表れることも。そして、コアに薄っすらアメジストがあり、水晶が紫色を帯びていたりします。

こんなにもシンボリックな水晶なのは地質イベントが多かったからで、再成長という目覚めを繰り返し、試練を乗り越えて美しく結晶した水晶。それが内モンゴルやダルネゴルスク産に見られるシリウス・ソウル・クォーツのβクォーツ平行連晶水晶です。

 

シリウスと地球

地球や水晶を構成する元素は、かつて恒星内部で作られたもの。超新星爆発や中性子星合体のような衝突によって生まれた元素が、地球の構成要素になっています。

地球は「死んだ恒星の灰」であり、元素が地球を生み、地球が水晶や鉱物を生み、植物や私たちを生むような、生命の循環があるのです。

鉱物なのに植物的なイメージを想起させるシリウス・ソウル・クォーツは、元素や結晶を通して、宇宙と地球の繋がりや循環を思い出させる水晶として、私たちの意識を宇宙まで一つに繋げ、生命も意識もまた宇宙の一部であることを思い出させるものとなるでしょう。

 

— Ciel

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— Ciel