トライゴーニックの下向きの三角形の印▽は、トライゴーニック・クォーツでなくても現れることがありますが、トライゴーニック・クォーツとなると、ホワイトクォーツのエッチド水晶やアイスクリスタルのことで、主な産地はブラジルですが、ヒマラヤなどで産出されます。
溶けただれたようなアイシーな形態(エッチドクォーツやアイスクリスタル)で、柱面は皺が寄ったような食像。ファセットに▽印(トライゴーニック)が入っているのが、トライゴーニック・クォーツです。
レコードキーパーが上に向いた△印がであるのは、植物が上に向かって伸びるように水晶が成長するマークでもあります。反対にトライゴーニックは印が下を向いていますので、上からのエネルギーがかかっている、浴びていると言えます。
このエネルギーは地殻の中で起きているかもしれませんし、宇宙線のような遠くからかもしれません。宇宙線はあらゆる物体を通り抜けて地上に降り注ぐので、地下に眠る鉱物が浴びても不思議ではないと思うのです。
アイスクリスタル -エッチド水晶
トライゴーニック・クォーツが膨張したような膨らみのある形状は、アイスクリスタルになる過程で生まれたものかもしれません。アイスクリスタルは浸食により水晶が形成しきれなかった不完全な形態ですが、トライゴーニック・クォーツが角が溶け丸みを帯びているのは、水晶自体が熱を持った可能性もあるのでは?と思います。
水晶が何らかの反応で熱くなり、そこに熱水や水分が浸食したため、膨らんだ形で浸食の跡が残っている。そして石が熱くなるような特別な反応を示したからこそ、トライゴーニッククォーツには、特別なメッセージや感じるものがあると思うのです。
再結晶水晶
癒しの響きがとても強いトライゴーニック・クォーツ。皺のような表面を見ていると、この石には何かが起こったような気がします。
熱水を浴びて溶けただれた後、石自体が覚醒したように白熱して再結晶しているのではないでしょうか。水晶の成長過程とは別に再生しようとしている力を感じます。
それはまるで火傷の跡から再生された皮膚のようです。トライゴーニック・クォーツの強い癒しの力は、大きな試練を乗り越え癒した証なのかもしれません。水晶のお医者さんのようです。
聖杯のマーク
逆三角形▽は、西洋のシンボリズムで聖杯や女性(性)を意味します。子宮の象徴で、トライゴーニックのマークがある水晶やトライゴーニック・クォーツがとても女性的なエネルギーなのも、無関係ではないでしょう。
聖杯はまた「聖なる泉」の象徴でもありますので、湧き出す泉は生命の源であり、トライゴーニック・クォーツもそのような女性原理の癒しや受容性を目覚めさせるものです。
トライゴーニック・クォーツが「ヒーラーズ・クリスタル」なのも、ホワイト・クォーツなのも、ヒーリングに特化している水晶だからでしょう。
産地のグラン・モゴルは、レムリアンシードと同じエスピニャーソ山脈にあり、アラスアイ造山帯に位置します。アフリカと繋がっていたゴンドワナ大陸時代に形成された古い地質帯で、大陸同士がぶつかりあっていた時代の造山活動によるものです。ロシアン・レムリアンのあるウラル山脈よりも古いんだとか。
ロシアン・レムリアンもトライゴーニック・クォーツも、超大陸時代のダイナミックな地球活動の中から生まれた水晶。だからこそ、特別なヒーリング作用があるのかもしれません。